子どもの時期にしか
できない
成長発育を生かした
矯正治療

お子さまの歯並び、このようなお悩みはありませんか?

  • 歯が重なって、前歯が凸凹している
  • かみ合わせが深くて、下の前歯が上の前歯に隠れてしまう
  • 上の前歯が出て、出っ歯にみえる
  • 受け口で下顎と下の歯が出ている
  • 学校の検診で歯並びを指摘された

お子さまの矯正治療は、成長期であることを利用して、「上下の顎のバランス」や「歯が並ぶ隙間のズレ」の改善を目指します。早期に見た目や機能を治すことで、良い咬みあわせへの成長を促します。
当院では院長がすべての矯正治療を担当しますので、矯正治療の曜日や時間帯は決まっておりません。患者さまのご都合に合わせて通院いただければと思います。
また、何か不具合があった際もできるだけ速やかに対応いたします。

※自由診療です。治療費用80000円~

歯並びの悪さに影響する習慣

  • いつもお口が開いている(口呼吸)
  • 指しゃぶりをしている
  • 舌を突き出す、噛むなどの癖がある
  • 頬杖をよくついている

上記の習慣は歯並びを悪くする可能性があります。また、歯並びが悪いために習慣が続いている場合もありますので、お子さまに上記のような習慣がみられましたら、矯正治療をご検討ください。

小児矯正治療のメリット

1.将来的な抜歯のリスクを減らせる
永久歯が生えそろう前から、顎の骨(歯槽骨)を広げて永久歯の生えるスペースをつくっておくことで、永久歯が生えそろってからの矯正治療において、歯を抜かなくてもよい可能性が高くなります。

2.あごの成長のバランスを整えることができ、顔つきも改善される
正常な発育を妨げるような歯並びや癖を改善し、あごやお顔の成長のバランスを整えることで、骨格的なずれを防ぐことができ、受け口などの大人になってからでは難しい治療を避けられやすくなります。

3.歯並びを悪くする習慣を改善できる
歯並びの悪さは、口呼吸や頬杖をつくなどの姿勢、指しゃぶり、爪を噛む、舌を突き出すなどの習慣に影響を受けている場合も少なくありません。矯正治療によって、適切な舌の位置や鼻呼吸、お口の使い方を習得していくことで、整えた歯並びも後戻りしにくくなります。

4.むし歯や歯周病の予防になる
歯の重なりや歯並びの凸凹があると、歯磨きをしても汚れが残りやすいので、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。
歯並びが整うと、ブラッシングが行き届きやすくなり、お口の中を清潔に保ちやすくなるので、むし歯や歯周病のリスクを低減できます。

5.永久歯の矯正治療期間が短縮できる
顎の成長を利用して顎の骨の位置や大きさを整え、永久歯が適切な位置に生えるように調整することで、永久歯が生えてから行う矯正治療の期間を短縮できます。場合によっては永久歯の矯正治療を行わずにすむこともあります。

小児矯正治療で留意すべきこと

1.ご本人のやる気とご家族の協力が必要です
決められた時間・期間を守って矯正装置を装着しなければ、期待された効果を得ることができず、治療期間が長引く場合や途中でやめざるを得ない場合もあります。
お子さまご本人が矯正装置を使用することに納得することや、治療継続のためのご家族さまのサポートいただくことは必要不可欠です。

2.治療期間が長くなることがある
多くの場合は永久歯への生えかわりまで経過をみる必要があるため、ある程度の治療期間がかかってしまいます。
例えば、下あごの骨は上あごの骨より成長が遅く15歳前後まで続くため、受け口傾向のあるお子様の場合などでは、特に長い期間の経過観察が必要となることもあります。

3.治療結果の予測が確実でない部分がある
現状の診査診断より、今後の大まかな治療結果の予測は可能ではありますが、今後生えてくる歯の大きさや顎の骨の成長、矯正装置の反応などを完全に予測できない部分があり、治療経過の様々な可能性をお伝えしてから治療を開始します。必要に応じて、永久歯の矯正治療も行っていきます。

4.むし歯のリスクが高くなることがある
矯正装置、特に固定式の装置を使用していると、装置周りに汚れが残りやすくなり、むし歯のリスクが高まります。そのため、ご自宅での歯磨き、フッ化物の使用や、歯科医院での清掃、フッ化物塗布、むし歯ができていないかの確認が必要です。

小児矯正治療のタイミング

6歳前後まで
(前歯4本のはえ変わりまでの時期)

この時期は、基本的に装置等は使用せず、指しゃぶり、唇や爪を良くかむ、舌を出す、口呼吸など歯並びに悪影響を及ぼす癖の改善を目指します。
そういった癖の改善だけでも、出っ歯などが治ることもあります。
ただ、癖の改善は容易でないことも多く、お子様の状況や成長を見守りながら経過をみることが大事です。

1期治療 6歳から11歳前後まで(予防矯正)

顎の成長を利用して、「上下の顎のバランス」や「歯が並ぶ隙間のズレ」の改善を目指す時期です。乳歯が生え替わるまで使用することが多いです。早期に見た目や機能を治すことで、良い咬みあわせへの成長を促します。
軽度の問題であれば、この時期に治療が終わる場合もあります。
治療が終わらない場合でも、その後の本格矯正が軽度で済んだり、スペースを作るための抜歯を避けられたりする可能性が高くなります。
この時期から矯正を開始した方が良い場合、または様子をみたほうが良い場合もありますので、しっかりとした診査と診断を行い、ご希望を伺ってから治療方針を決めていきます。

2期治療 12歳以降(本格矯正)

2期治療は、顎の成長が落ち着き、永久歯が生えそろってから行う矯正治療です。
生えそろった永久歯の歯並びを整えていきます。
必要に応じて、1期治療では整えられなかった歯並びの微調整も行います。

矯正装置の種類

機能的マウスピース型矯正(プレオルソ)

やわらかい素材の付け外しが可能な矯正装置で、夜間睡眠中と日中の1時間装着します。
お口の周りの筋肉のバランスや舌の位置や呼吸、お口の使い方などを適切に導き、歯並びを悪くする習慣を改善することで、あごの骨の位置や歯並びを整えていきます。
歯に強い力をかけるわけではないので、痛みを伴うことはありませんが、細かい歯並びの修正はできません。
受け口(反対咬合)、出っ歯(上顎前突)、前歯が咬み合わない(開咬)、かみ合わせが深い(過蓋咬合)といった症例に対して使用することが多いです。
口元が引き締まり、治療終了後の後戻りの可能性が低くなります。

※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

プレオルソの症例

※当院で治療を行った患者様です。画像の使用は許可いただいております。
※費用(表記は消費税別)や期間はケースにより異なります。

年齢 7歳
主訴 前歯の反対のかみ合わせを治したい
症状 反対咬合
治療内容 機能的マウスピース矯正装置(プレオルソ)
費用 8万円(税別)
期間 3年(反対咬合改善まで6か月)
デメリット ・顎の成長発育や永久歯の大きさ、癖、矯正治療に対する協力度などによって個人差が出ます
・二期治療(永久歯列での矯正治療)が必要な場合があります

プレオルソの症例その2

※当院で治療を行った患者様です。画像の使用は許可いただいております。
※費用(表記は消費税別)や期間はケースにより異なります。

年齢 8歳
主訴 前歯の深い嚙み合わせを治したい
症状 過蓋咬合
治療内容 機能的マウスピース矯正装置(プレオルソ)
費用 8万円(税別)
期間 2年
デメリット ・顎の成長発育や永久歯の大きさ、癖、矯正治療に対する協力度などによって個人差が出ます
・二期治療(永久歯列での矯正治療)が必要な場合があります

床矯正

プラスチック(レジン)でできた床部分と歯に固定するワイヤーでつくられた矯正装置で、決められた時間に装着します。ネジを調整して顎の発育を促し、永久歯が適切に並ぶスペースを確保します。
取り外しできるため、食事や歯磨きが行いやすく、お口の中を衛生的に保ちやすい方法で、ご自宅で装着時間が確保できれば、学校に着けていく必要もありません。ワイヤー矯正のような強い力を歯にかけないので、痛みは出づらいです。

マウスピース型矯正装置(インビザラインファースト)

歯並び合わせてオーダーメイドで製作したマウスピースの形をした矯正装置を装着する治療法です。一定期間ごとに新しいマウスピースに交換して、少しずつ歯を動かしていきます。
透明で目立ちにくく、食事や歯磨き時は取り外しが可能ですが、1日22時間程度装着する必要があります。適応となる症例が限られ、他の装置より費用がかかります。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

ワイヤー矯正

歯の表面に「ブラケット」と言われる装置を装着し、ブラケットにワイヤーを通して歯を動かします。固定式なので取り外しする必要はなく、目立ちづらい白いブラケットやワイヤーもあります。
小児矯正では、全体につけることは少なく、部分的に動かしたいところだけ行う部分矯正のケースが多いです。

子どもの矯正・料金表

機能的マウスピース型矯正(プレオルソ) 8,8000円(税込)
床矯正 110,000円~  
※プレオルソ使用後の床矯正 44,000円~
ワイヤー矯正 165,000円~  
※プレオルソ使用後のワイヤー矯正 70,000円~
マウスピース型矯正装置(インビザラインファースト) 330,000円~

子どもの矯正Q&A

Q1 学校検診で歯並びを指摘されましたが、矯正治療は必要でしょうか?

A1 矯正治療の主な目的として、機能(発音、咀嚼、呼吸など)や審美(見た目)の改善が挙げられます。 指摘された部分が、その時期から矯正を開始する方が望ましいのか、経過をみた方が良いのか、そのお子様のお口の状態や年齢、装置への許容度に左右されるため、一度診査させていただければと思います。
機能的な問題が強い場合には、早期に改善した方が良い場合もあります。

Q2 子どもの矯正治療でも、歯を抜くことはありますか?

A2 なるべく歯を抜かないようなお口を目指していきますが、あごの骨を広げるだけはどうしても歯がはえるスペースが確保できない場合には、やむなく抜歯を提案することもあります。
抜歯の必要性や抜歯のメリット・デメリットをご説明した上で、ご納得いただいた場合にのみ実施します。

Q3 矯正の曜日や時間帯は決まっていますか?

A3 当院では院長がすべての矯正治療を担当しますので、矯正治療の曜日や時間帯は決まっておりません。患者さまのご都合に合わせて通院いただければと思います。
また、何か不具合があった際も速やかに対応いたします。

Q4 矯正治療中にむし歯になった場合はどうなりますか?

A4 当院では、矯正治療開始前にお口の中をチェックして、むし歯や歯周病の有無やなりやすさを確認します。お口の状態を把握した上で、むし歯や歯周病の予防も含めて矯正治療を行い、定期通院時にもむし歯や歯周病のチェックを行います。もし、むし歯や歯周病が見つかった場合に、早期治療が可能です。

Q5 矯正治療後に後戻りしないか心配です。

A5 後戻りのしやすさは元の歯並びの状態によって異なります。1期治療を早期に開始することで、後戻りしにくくなるといわれていますが、顎の成長が著しい場合は後戻りするケースもあります。矯正治療後も定期的にチェックして経過を見ることが大切です。

矯正治療にご興味をお持ちの方は、お気軽に当院までお電話ください
お電話予約:029-271-1377

診療時間
9:00~13:00
14:30~19:00
:14:00~17:00
休診日:木曜(祝日のある週は木曜診療)・日曜・祝日
※最終受付は、以下の時間までに受付をお願いします。

午前の部は、12:30(初診は12:00)まで
午後の部は、月・火・金は18:30(初診は18:00)まで、
水・土は16:30(初診は16:00)まで

※臨時で診療時間を変更する場合がございますので、
ご予約の際はお電話にてご確認いただけると幸いです。
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